頭痛のお話(おさらい編)

こんばんは🎵🎵🎵皆様今宵は如何過ごされてますか?段々蒸し暑くなって来て、夜も寝苦しくなって来た今日この頃です

寝苦しい夜と言えば睡眠ですね❗暑い夜はなかなかうまく寝れなくなりますよね😢きちんと睡眠💤が取れないと、様々な病気を引き起こす可能性があると考えられています😅

皆様は毎日どれ位、睡眠時間をお取りですか?ただ寝てる時間が長ければ、身体によいとは限りません❗質のよい睡眠が、病気の発生を抑制する事が解明されて来ています✨🌉

ちなみに、睡眠時間は大体になりますが、7時間が目安とされてます🎵ただ、同じ7時間睡眠でも、何時に寝るかが重要なのです

基本的に、午後10時頃からの睡眠がベストと言われています✨その時間からの4-5時間は、免疫力を上げると言われており、可能な限り夜更かしをしない事が大切です😉なかなか、子育てや仕事でそんな時間には寝れないわ😅、と言うでしょうが、、

せめて週末とか休みの日だけでも、早く寝るチャレンジをされてみて下さいね~

そのうち、今話題になり始めてる『睡眠負債』についてもブログにご紹介するつもりです😉

今回は頭痛、特に二大頭痛と言われている、片頭痛と緊張型頭痛について、おさらいをします🎵

最近、季節の変わり目もあり、頭痛患者さんが多いなと日々の診察で感じていますので、その様な患者さんにはタイムリーかな?と、思います

👇は、ある製薬会社さんのHPから頂いて来ました

なかなかうまく纏められていて、分かりやすいので、是非お読み下さい💃

頭痛 原因別の頭痛タイプを見極めることが大切

15歳以上の日本人のうち、3人に1人は「頭痛もち」で、3000万人以上が悩んでいるといわれます。 これほど身近ということもあって、「頭痛くらい」と軽く考えられがちですが、ひどくなると生活に支障をきたす場合や、背後に命にかかわる病気が隠れていることもあります。
頭痛と一言で言っても、その原因は様々で、それよって予防法や対処法が大きく異なるため、一歩間違えればかえって痛みが悪化するなど、逆効果にもなりかねません。
そこで、身近な「片頭痛(へんずつう)」と「緊張型頭痛」を例に、頭痛の原因別予防法・対処法について、東京女子医科大学・頭痛外来の清水俊彦先生に伺いました。

原因

脳の血管が拡がって痛む「片頭痛」 頭の周りの筋肉が緊張して痛む「緊張型頭痛」

何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起きるのが「片頭痛」です。
脳の血管が拡張することで、周囲の三叉(さんさ)神経を刺激し、刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して「片頭痛」を発症します。

心身のストレスから解放されたときに急に血管が拡張することがあり、仕事のない週末などに「片頭痛」が起こりやすくなります。そのほか、寝過ぎ、寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、疲労、光や音の強い刺激なども、「片頭痛」の誘因とされています。

一方、「緊張型頭痛」は、頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張することで起きます。
筋肉の緊張で血流が悪くなった結果、筋肉内に老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて起きる痛みです。

「緊張型頭痛」を引き起こす原因は、精神的・身体的ストレスであることが多く、コンピューター操作などで長時間同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすい病気です。また、筋肉の緊張ではなく、うつ病など心の病気が原因となる「緊張型頭痛」もあり、また「片頭痛」を併せ持つ人もいます。

症状

脈打つように痛み、吐き気も伴う「片頭痛」 頭全体が締め付けられるように痛い「緊張型頭痛」

「片頭痛」が起こる直前には肩こりが出ることもあり、こめかみから目のあたりがズキンズキンと心臓の拍動に合わせるように痛みます。
頭の片側だけが痛いとは限らず両側が痛むこともあり、日常生活に支障が出ることもある発作性の頭痛です。

「片頭痛」の特徴は体を動かして頭の位置を変えると痛みが増幅することです。また頭痛以外に吐き気、嘔吐、下痢などの随伴症状があり、光、音、におい、気圧や温度の変化に対し敏感になることも特徴です。

いったん痛み出すと2~3日間は続き、1ヶ月に1、2度、多い人では1週間に1回と周期的に頭痛を繰り返します。

一方、午後から夕方にかけて、目の疲れや倦怠感などとともに痛みが現れやすいのが「緊張型頭痛」。後頭部から首筋を中心に頭全体がギューッとしめつけられるように痛みます。

吐き気や嘔吐などといった頭痛以外の症状は現れず、日常生活への支障も片頭痛ほどではありませんが、数時間で治まる場合や、頭痛が数ヶ月以上も続くなど、慢性化するケースもあるようです。

予防法と対処法

■片頭痛の予防法

  • 1)頭痛日と環境をチェック
  • たとえば人ごみや睡眠不足など、どのような環境が重なったときに片頭痛が起きるかを記録しておくことで、原因となる環境を特定し、該当する時期にそうした環境を避けるようにします。
  • 2)週末の寝だめは避ける
  • 寝不足、寝過ぎ、疲労、空腹など体のストレスは片頭痛の引き金になるので避けましょう。とくに週末の寝だめや二度寝は、空腹と寝すぎが重なって片頭痛を重くするので要注意です。
  • 3)頭痛の誘発食品を控える
  • チョコレート、チーズ、ハム、ヨーグルト、赤ワインなど片頭痛を誘発するといわれる食品の摂り過ぎには注意しましょう。

■片頭痛の対処法

  • 1)冷やすのは○、温めるのは×
  • 冷たいタオルなどを痛む部位に当てると、血管が収縮して痛みの軽減に役立ちます。一方、入浴やマッサージなどは血管を拡張させるので痛みが増すことになり逆効果に。
  • 2)静かな暗い場所で休む
  • 頭痛の最中に体を動かすと痛みが増し、光や騒音でも痛みはさらに増してしまいます。できるだけ、静かな暗い場所で横になりましょう。
  • 3)カフェインを適量
  • コーヒー、紅茶、日本茶に含まれるカフェインは血管を収縮する作用があり、痛みの早期に飲むと痛みが軽減。ただ、連日の過剰摂取は逆に頭痛を誘発するので注意して。

■緊張型頭痛の予防法

  • 1)長時間同じ姿勢をとらない
  • 姿勢を正して、同じ姿勢で長時間の作業をしないようにしましょう。
  • 2)肩、首の血行アップ気づいたときには以下のような簡単なストレッチをこまめに行い、首や肩の筋肉の緊張をほぐしましょう。
    首を左右に倒す

    ● 両肩を上げてストンと落とす

    両肩をキュッと上げて、ストンと落とします。力を入れすぎず、自然な状態で10~20回程度行います。

    両肩を上げてストンと落とす

    ● 首を左右に倒す

    左手を頭にのせて、右肩の力を抜いて左側へゆっくりと首を倒します。反対側も同様に。左右とも5~10回程度ずつ行います。

    イスに座って前屈

    ● イスに座って前屈

    イスに浅く腰をかけ、脚を前に伸ばします。両肩の力を抜いてリラックスしながら、首を前にゆっくりと倒します。5~10回程度行って。

    • 3)枕の高さを調整
    • 高すぎる枕、柔らかい枕は首の負担になり、知らず知らずのうちに筋肉を緊張させることに。高すぎず、柔らかすぎない自分に合った枕を選ぶことで予防ができます。

    ■緊張型頭痛の対処法

    • 1)温めて、こりをほぐす
    • マッサージ、蒸しタオル、半身浴などで温めて、首、肩の筋肉のこりを取り、血行をよくしましょう。先にご紹介したストレッチも効果的です。
    • 2)気分転換をする
    • 頭痛が始まったら、心身にストレスを加えていることを中止し、例えばその場所から離れるなどして、早めに気分転換をしましょう。

      頭痛受診メモのすすめ

      頭痛の症状をうまく表現し、医師に伝えるのは難しいものです。適切な治療を受けるために、受診の際は「受診メモ」を用意して、症状などを整理していくとよいでしょう。

      【受診メモの項目例】

      ・最初の頭痛はいつごろから始まったか
      (痛む場所、痛み方、前兆や随伴症状の有無、それ以降の頭痛の頻度について)
      ・現在の頭痛について(痛む場所、痛み方、前兆や随伴症状の有無、頻度など)
      ・頭痛のとき、温めるのと冷やすのとではどちらが楽になるか
      ・頭痛の最中に頭や身体を動かすとひどくなるか
      ・頭痛の最中に光や音、においなどを不快に感じるか
      ・家族や身近な親類に頭痛もちの人がいるか

      上記になります💓

      なにか、頭痛でお困りの患者さんが居られたら、是非頭痛専門医のスタッフのRにご相談されて下さい💃

      ではおやすみなさい✨